初めて美白スキンケア商品を試す時に、気になるのは「本当に効果があるのか?」「肌荒れはないか?」「肌に合わなかったら?」が挙げられます。
これらに関しては、残念ですが事前に調べる手段がありません。
ただ、商品の返品や返金についてはあらかじめ調べておけば、いざという時に対処することが可能です。
はじめて美白スキンケア商品を使う際は、正しい情報を確認しておき、購入前の不安をひとつでも減らしておきましょう。
実感できない…そんな時はどうする?
黒ずみケアクリームを使ってみたけど「あまり効き目が見られない!」あれほど評判がよくて、いい口コミがたくさんあるのにどうして?という時は使い方と使用した日数を振り返ってみましょう。
美白効果が実感できるまでの期間は、商品によって違ってくる特性があります。
市販されている商品は、すぐに効くような強い成分よりも2か月~半年以上かけて作用するものの方が多い傾向にあります。
人のよっては長く感じることもありますが、続けることが苦痛でなければ、日々の習慣化として実践することで、やがて肌に何かしらの変化がみられるはずです。
乾燥から肌を守るために
若い頃は、手間暇かけなくても、肌が健康的です。
しかし、歳を積み重ねていくうちに、肌の保水機能が低下し、次第に乾燥肌に変貌してしまいます。
特に肌が過敏な方は、微々たる刺激でもトラブルに発展してしまう恐れがあります。
乾燥から肌を守るためには、低刺激性の保湿クリームを使うと補われます。
また、そのような肌対策を意識しているのにハリが伴わないと困っている人は、食事内容を見直してみて下さい。
高カロリーや偏っている栄養ばかりでは、弾力を得ることなど極めて困難と言えます。
それに加え、寝つきが浅くそのストレスから食事の乱れが続くようなら、肌トラブルに見舞われても不思議ではありません。
肌トラブルを回避したいと思っているのであれば、生活リズムを整えながら、体の内側から介してアプローチすることが求められます。
ハリや弾力を目的とする効果が期待できる成分だと、コラーゲンが代表的です。
コラーゲンが配合された商品は数多くリリースされていますが、配合されてる成分の詳細を細かくチェックすることを忘れないでください。できれば、天然の素材で作られた商品がおすすめです!
肌の乾燥は、コラーゲン不足が原因で30歳頃を境に体内から一気に減少していきます。
何も手を打たないと大切なコラーゲンは、減っていく一方なのです。
それまでは、特に肌トラブルなどなかったのに、なぜか急にカサカサ肌になってしまったという人が多いのは、コラーゲン不足が大きく関与しているのです。
保湿成分の高いスキンケア商品を使うことも大切ですが、体の内側からしっかりとケアすることがカサカサ肌対策には欠かせません。
体に摂り込まれたコラーゲンは、そのまま吸収されるのではなく、いちど体内で分解されます。
その後、体内の必要な場所に順番に届けられ、アミノ酸の力によって再びコラーゲンに変わります。
つまり、コラーゲンが吸収されるためには、アミノ酸の力が必要なのです。
コラーゲンだけを大量に摂取しても、その吸収を助けるアミノ酸も一緒に摂らないとダメということなのです。
また、カサカサ肌と比例するように、敏感肌に悩む女性が増えています。
一説によると、70%以上の女性が、些細な刺激で肌がヒリヒリしてしまうことに悩まされているとか。
その人が生まれ持った体質もありますが、使用している化粧品や食事内容など後天的な要素から敏感肌になる可能性もあると伝えれています。
発酵食品(納豆)やバナナ、アボカドなどの栄養素を摂り入れると、肌組織に潤いを与えたり、バリア機能を整えていく作用が期待できるため、敏感肌予防に役立ちます。

主な肌荒れの原因
一言で肌荒れといっても「どのような状態で起こってしまったのか?」原因を突き止め、それに見合った対策を取ることが一般的です。
例えば乾燥肌の場合、季節の変わり目に起こることが多いと言われています。
脇は、摩擦や脱毛から起こるのはご存じだと思います。
このように肌荒れには何かしらの原因で生じることが多いため、肌トラブルに見舞われた際は、落ち着いて振り返ってみれば、思い当たる節がある可能性が高いはずです。
同じような状態をネットで調べることもおすすめの方法です。
ここからは、比較的多く寄せられている黒ずみの主な原因5つを説明していきます。
1.メラニン色素の沈着
着圧式ウエアやスパッツなど締め付けや摩擦が原因で、肌にダメージを受けるメラニン色素が生成され、それが蓄積されることによって、黒っぽく変貌することもあります。
メラニン色素の影響で黒くなるケースだと、指でその部分を触ってもザラザラした感触がない場合がほとんどです。
ですから、黒ずんだ肌を作りたくないのであれば、無意味に擦らないようにすることと、スキンケアをきちんと実施して、肌荒れの発生を防ぎましょう。
黒ずんでしまう理由として一番多いのは、この「メラニン色素の過剰発生」と言った報告があります。
2.角栓による毛穴の塞がり
毛穴が過剰な皮脂や古びた角栓で塞がってしまうと、酸化して薄黒く見えることがあります。
毛穴に角栓が蓄積していることで、そのぶん毛穴が拡張する影響で影が生じるため、余計に黒みがかってしまいその部分が分かりやすくなってしまうのです。
また、角栓で毛穴が閉塞したまま放置していると、黒いだけに留まらず次第に肌荒れを招く恐れもあります。
3.うぶ毛の影響
くすみなどではなく、産毛の影響で黒く映ってしまうこともあります。
産毛が生えているのであれば、慎重にそれを剃ってしまえば、黒くくすんだ箇所が消えることがあります。
しかし、皮膚の中に埋まっている産毛のような埋没毛の影響で黒っぽく見えてしまうこともあり、困難を極めます。
毛穴が角栓で塞がっていることが原因の肌をケアする場合は、適切なクレンジングを行い、その後十分に保湿することが大切です。
毛穴を閉塞させている角栓を擦って除去しようとすると、肌が乾燥してしまう可能性が高いので無理は禁物です。
擦ることで、角質層にダメージを与えてしまい、それを保護しようとする作用で、むしろ皮脂の発生量が過剰になり、さらに角栓が塞がりやすくなることから、毛穴周辺の肌が硬化してしまったりする傾向があります。

4.紫外線対策は必須
長い時間紫外線を浴びると、メラノサイトが生成されやすくなるため、肌が敏感な人は、オールシーズン日焼け止めを塗布してから、外出するなどケアを徹底することで、回避に繋がります。
しかし、「紫外線ブロックパワーが高い商品」という考えで選ぶのは、注意が必要です。
その理由として、数値が高いほど皮膚へのダメージが激しくなるからです。
その場面に応じて使い分ける必要があります。
ひとつの例として、サマーシーズンにおける海などでは「SPF30~50」くらいのものを使いたいところです。
室内にいるときや1時間程度の外出くらいなのであれば「SPF10」くらいの数値で問題ないでしょう。
また、日焼け止めを使用した際、ある程度時間が経ったら、落とすように心掛けてください。
皮膚組織に日焼け止めの成分が残存してしまうと、その影響で乾燥が生じることもあるため、忘れずに対応することです。
5.洗顔方法
洗顔フォームやクレンジングは、適切な量を使うことが大切です。
少なすぎると、泡が立たず塗る際に指と皮膚の擦れから負担がかかって、ダメージを与えてしまう恐れがあるからです。
角栓による毛穴の閉塞が原因の黒ずみは、蒸しタオルを乗せて軽く温めるお手入れを6日に1回くらいのペースで行うことを推奨します。
温めることで、毛穴を閉塞させている厄介な角質や皮脂が除去されやすくなります。
この時、メラノサイトが原因の黒ずみに関しては、強く擦らないようにしましょう。

美白クリームを使う前に!
脱毛やムダ毛処理は、エステや医療脱毛で施術してもらうことを推奨します。
シェーバーや毛抜きでセルフ脱毛をすると、皮膚にダメージを与えてしまい、肌荒れを引き起こしたり、黒ずみをエスカレートさせたりする可能性が高まるからです。
黒ずみケアやくすみ沈着に関して調べてみると、色々な手段があることがわかります。
それらは大別すると「専門家に頼る」「セルフケア」の2タイプに区分され、それぞれに利点と欠点があります。
まず、セルフケアとしては、美白クリームを使用すのがおすすめの方法です。
自宅で手間なく塗ることができて、コツコツ続けやすいのが利点だと言えます。
対して、専門で行うピーリングやレーザー治療は、保険対象外ですから、治療費が跳ね上がってしまうかもしれません。
しかし、美白クリームであれば、オンラインショップで定期購入などを活用すれば、月々3,000円~4000円程度の出費で済むはずです。
大半の美白クリームには、くすみや黒ずみの元凶であるメラニンにアプローチする成分が配合されていますから、継続して使用することにより、だんだんと肌を元の色に戻していく作用が望めます。
それに、美白成分だけでなく皮膚を保湿したり、コンディションを安定させたりする成分も含まれているため、肌との摩擦やムダ毛のセルフケアでダメージを負ってしまった場合でもきちんとケアすることが可能です。
市販されている美白クリームのなかには「成分の安全性の高さ」をアピールしている商品も多いので、肌が傷んでいると感じる人は、そのような無添加や刺激フリータイプのクリームを使うことをおすすめします。
ただし、美白クリームは「すぐ実感できるものではない」ということを認識しておいてください。
毎日繰り返し使用することで、少しずつ効果が高まってくると覚えておきましょう。
